りんごを病害虫から守るために1シーズンに10回程度の農薬散布を行います。
残念ながら果物は無農薬では食べられるものは収穫できません。
(虫にとってもくだものはおいしい餌なのです。)
とはいえ、いかに減農薬でおいしい果物を栽培するかが毎日の課題です。
りんごの化粧(葉摘み作業)
8月から9月ごろ
収穫前に赤いりんごの化粧作業を行います。
ひとつはりんごにくっついている葉っぱを最小限摘み取ります。
葉っぱを取り除くことにより太陽の光がよりあたるようにするためです。
また、りんごの木の下に銀色のシートを敷いて下からの反射でりんごのお尻にも太陽の光を当たるようにするためでもあります。
こうすることで、より赤く甘みのあるりんごに仕上がります。
さらには、りんごの実をわずかに回転させて、枝等の障害物による日のあたらない部分をなくします。
(まわしすぎると、りんごがもげてしまいますので結構大変な作業です。)
収穫期
9月から11月ごろ
9月〜11月、 暑い夏にどんどん成長したりんごは成熟期に近づくと赤く(品種によっては黄色)に色つき始めます。
そして、完熟してくると表面に艶が出てき、果汁がしみ出てきます。
これが食べ頃のサインです。